リドレーニュース

第17ステージ

2015/07/31 18:17 PM

『ツールの3週間は、ほかのどのグランツールよりもタフだ』ツールに携わる全ての人がこう言う。
ステージによって異なるが、選手は朝8時半から9時半頃にシリアルや果物など朝食を摂る。ホテルを出るのは10時半頃。チームバスに揺られ、お昼前には会場に到着だ。身支度を整え、ファンサービス、メディア対応、出走サイン。あっという間にスタートだ。
14072401.jpg
『間接照明でリラックス。ロット・ベリソル移動バス:2014』
コースのおよそ中間地点には、補給所が設けられている。サコッシュと呼ばれる、簡易的な袋の中に昼食が入っていて、それをチームスタッフから受け取り走りながら飲み食いする。そのサコッシュには、リンゴやジャムを塗ったパン、それに市販のエネルギーバー、水やスポーツドリンクが入ったボトルが詰められていて、総じてどれも甘く高カロリーだ。
14072203.jpg
『エネルギーバーなどの補給食の仕込みに追われるスタッフ:2014』
レースは17時から18時の間にゴールすることが多い。これは、フランスのテレビ放映的に都合のいい時間とされている。なので、ゴールの予定時刻から逆算して、日々のスタート時間が設定されている訳だ。
ゴール後は、宿までチームバスに揺られる。車内で飲食をし、ここでもエネルギー補給。ホテルに到着後にはシャワーを浴び、ひとりあたり1時間弱のマッサージタイム。20時半から21時半には夕食。そして、つかの間の談笑タイム。朝から夕食までに、摂取したカロリーは6000kcalから8000kcalにのぼる。
15072321.jpg
『ベットやシャワールーム完備のバス内:2013 ©CHIHO IWASA』
22時以降は、就寝に向けて自由時間。スマートフォンを弄ったり、ボーっとしたり。『選手はプロだからね。体調管理とか含め、それぞれに任せてるんだよ』とチームのプレス担当者の言葉。
いよいよアルプスステージ突入。ハードなコースと戦いながら、一日一日があっという間に過ぎてゆく。
15072301.jpg
『全力を尽くしたものの、残り30kmを切ったあたりから苦しい展開となったトニー・ガロパン』
15072304.jpg
『ゴール後の選手を気遣って腰を押す係員に「僕は大丈夫。必要ないよ」と左手をあげて合図する、ティム・ウェレンス』
15072303.jpg
『アルプスステージ初日を区間63位の集団ゴールで終えた、トーマス・デヘント』