リドレーニュース

第21ステージ

2015/07/31 22:19 PM

7月4日にオランダのユトレヒトをスタートした第102回ツール・ド・フランス。ロット・ソウダルは、ゼッケン71番のトニー・ガロパンをエースとし、チームを編成。ゼッケン75番をつけたのは、スプリンターのアンドレ・グライペル。ガロパンの活躍はもとより、グライペルの爆発的なスプリントで、平地ステージの区間賞獲得がチームの大きな目標となる。
平地ステージ初日の第2ステージ。グライペルは、周囲のプレッシャーをはね除け、その圧倒的スプリント力を発揮。待望の区間賞を獲得。続く第5ステージでも同様に区間賞を獲得し、向かうところ敵なしの様相。スプリンターの証しマイヨベールを着用し、グリーンにペイントされたNOAH SLでレースを駆け抜けた。その後、残念ながらマイヨベールは失うも、アルプスステージ前日の第15ステージ。横一線で競い合うパワースプリントを再び制すと、今ツール3度目となる雄叫びを上げる。
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ピレネーとアルプスを越えたグライペルは、最終日のパリステージに全てを賭ける。ロット・ソウダルのチーム力を結集し、集団前方で赤いトレインを形成。コンコルド広場から渾身のペダリング。見事、今ツール4勝目。ツール通算10勝目の快挙を成し遂げた。
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エースのガロパンは、序盤こそ一桁台の総合順位で推移したものの、落車負傷による背中痛が災い。期待されていた総合順位は大きく後退した。
アダム・ハンセンは、グランツール12連続完走を果たした。第9ステージのチームタイムトライアルのスタート前に、負傷した肩の痛みから棄権もやむなしと心がくじけた。しかしながら、持ち前のバイタリティーで何とか乗り越え、偉業を達成した。
初出場のティム・ウェレンスは、第19ステージの補給所で落車するも、本人の目標である『完走』をしっかりと果たした。
話題に事欠かない役者揃いのロット・ソウダル。ベテランが活躍する一方、若手をしっかり育っているチームだ。信頼できるスタッフ陣と共に戦った、21ステージ、3,360km。多くのロット・ソウダルファンを魅了した3週間だったにちがいない。
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『コースを戻ったグライペル。その理由は、真っ先にチームメイトに感謝の一言を伝えたかった。力強い走りとは対照的に、謙虚で優しい人柄だ』
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『スーパースプリンターは、2人の娘の父。シャンゼリゼに集まった全ての人に祝福された』
102th ツール・ド・フランス
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区間優勝
第  2ステージ:  アンドレ・グライペル
第  5ステージ:  アンドレ・グライペル
第15ステージ:  アンドレ・グライペル
第21ステージ:  アンドレ・グライペル
敢闘賞 ドサール・ジョーヌ
第13ステージ:  トーマス・デヘント
ポイント賞 マイヨヴェール
2位:アンドレ・グライペル(7日間着用)