リドレーニュース

第10~15ステージ

2017/05/23 11:38 AM

ジロ・デ・イタリアは2週目が終了し、いよいよ最終週へ。ロット・ソウダルは第2ステージで勝利してマリアローザを着たアンドレ・グライペルを中心に引き続きステージ優勝を狙いましたが、第12ステージ8位、第13ステージ9位という結果に終わっています。グライペルはツール・ド・フランスに照準を合わすため第14ステージをスタートせずに帰宅。というのも、第14ステージから先の残るステージはいずれも山岳が厳しく、スプリンターのチャンスはゼロ。山岳ステージで苦しむよりも、しっかりとリカバリーして7月のツールに向けて調整することをグライペルは選んでいます。

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グライペルのいないロット・ソウダルはマキシム・モンフォールの総合成績と、逃げ切りによるステージ優勝狙いにスイッチ。モンフォールは第10ステージの個人タイムトライアルで7位に入って調子の良さを見せると、翌日の中級山岳ステージでも9位に。1級山岳オローパの山頂フィニッシュが設定された第14ステージでは喘息の症状に苦しみながらも、徐々に総合順位を上げて第15ステージを終えた段階で総合16位につけています。モンフォールは2014年総合14位、2015年総合11位、2016年総合15位という成績を残しており、最終週に向けてさらにジャンプアップを目指します。

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「水曜日の夜から気管支の調子がよくなくて、喘息の影響でオローパでタイムを失ってしまった。でも悲劇というようなタイムロスではなかったし、第15ステージでは症状が和らいだ。おかげで登りは思ったよりも楽にこなせたし、総合順位をさらに上げることに成功。休息日にしっかり休んで、勝負の最終週に万全の状態で挑みたい」とモンフォールは語っています。

気になるのが第14ステージで落車して右手首を痛めたアダム・ハンセンの状態。落車により手首の有鈎骨(ゆうこうこつ)を痛めたハンセンは、ハンドルと接触する手首の部分にパッドを入れたテーピングをして第15ステージのスタート地点にやってきました。「幸い骨折はしていないけど、痛い」と言いながらスタートしていくハンセン。ハンドルを握れないんじゃないか、ブレーキを握れないんじゃないかと心配してしまう姿でしたが、3つの登りを含むコースを難なく集団内で走り終えています。17連続グランツール出場中&すべて完走中のハンセン。「自転車に乗ってしまうと案外問題ない」とコメントしている通り、残る6ステージを乗り切って連続完走記録を伸ばしてほしいところです。

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第10~15ステージ写真集

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タイムトライアルに向けアップをする選手達

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UCIのTTバイク検査に並ぶ列

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リドレーDEANファストとモンフォール

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ジロデコーレーションされる芝生や木々

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ワイン畑を通過する選手達

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今年はピンクの傘が印象的

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今シーズン、山岳ステージではヘリウムSLXにのるグライペル

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スプリントに向け集団をコントロールする

左コースからグライペルが懸命にスプリント

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教会とジロ・デ・イタリアのゴール

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登りをこなすロット・ソウダルメンバー

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標高4,634mのモンテローザを背にハイスピードで進む

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負傷しながらもゴールを目指すハンセン

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