リドレーニュース

第1回:ピンク色に染まったサンレモ

2015/05/30 04:45 AM

 

ピンク色に染まったサンレモで第98回ジロ・デ・イタリアが開幕を迎えます。3週間で走りきる距離は3,486km3週間の総獲得標高差が43,000mに及ぶ厳しい戦いに、リドレーに乗ったロット・ソウダルの9名の選手たちが挑みます。5回にわたってお送りするレポートの1回目は、サンレモのカジノで行われたチームプレゼンテーションの模様を中心にお伝えします。

2015年のジロ・デ・イタリアの開幕地はサンレモ。イタリア北西部のリグーリア州、フランス国境やモナコに近いリゾートタウンで、世界最長クラシックレースであるミラノ~サンレモのフィニッシュ地点として自転車ファンにもお馴染みの街です。

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開幕を翌日に控えた58日にはチームプレゼンテーションが開催。ロット・ソウダルを含む22チームの選手たちがステージに上がりました。

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ロット・ソウダルはスプリンターのアンドレ・グライペル(ドイツ)と、2008年に総合7位に入ったユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー)のダブルエース体制。特に直前のツアー・オブ・ターキーでステージ優勝を飾ったドイツチャンピオンのグライペルは好調で、「若いドイツ人選手の台頭が著しいけど、自分には経験があり、ステージ優勝数も多い。これまでに積み重ねたさらにその記録を伸ばしたいと思う」と語っています。

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グライペルはジロに2008年と2010年に出場。いずれの年もステージ優勝を飾っています。平坦ステージだけではなく、他のスプリンターたちが苦しむ中級山岳ステージもこなしてしまう登坂力を兼ね備えているため、多くのチャンスが巡ってくると予想されます。

 

平坦ステージでは経験豊かなグレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド)らがグライペルのスプリントを支え、山岳ステージでは2011年ブエルタ・ア・エスパーニャで総合6位に入ったマキシム・モンフォール(ベルギー)らがファンデンブロックをサポート。

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他にもグランツール連続出場中の”鉄人”アダム・ハンセン(オーストラリア)や、逃げ切りでのステージ優勝経験があるラルスイティング・バク(デンマーク)が揃っています。平均年齢は比較的高めですが、ルイス・フェルファーク(ベルギー)は今大会で3番目に若い217ヶ月での出場です。

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ロット・ソウダル ジロ・デ・イタリア出場メンバー

100. ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー)32

101. サンデル・アルミー(ベルギー)29

102. ラルスイティング・バク(デンマーク)35

103. スティグ・ブロークス(ベルギー)24

104. アンドレ・グライペル(ドイツ)32

105. アダム・ハンセン(オーストラリア)33

106. グレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド)38

107. マキシム・モンフォール(ベルギー)32

109. ルイス・フェルファーク(ベルギー)21

 

開幕を前にファンデンブロックは有力選手として記者会見に出席。以下のように答えています。

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Q. ジロ・デ・イタリアに戻ってきた気分は?そして大会を通した目標は?

A. 2008年以来しばらく出場していなかったけど、またイタリアレースを走ることができて嬉しい。若い時にイタリアに住んでいたことがあるからイタリアとは結びつきがあるんだ。まずは初日のチームタイムトライアルをトップ10以内でスタートさせたい。そこからは毎日様子を見ながらの走りになる。

 

Q. 一番のライバルは誰?

A. もちろん優勝候補と呼ばれている選手達(コンタドールやポート、ウラン、アル)はみんな強力だ。彼らの後ろ、つまり総合4位か総合5位を争う選手達が現実的なライバルになる。誰と争うことになるのか、こればかりはレースが始まってみないと分からないよ。

 

ジロ・デ・イタリアは59日、海岸に沿った自転車道を走る17.6kmのチームタイムトライアルで幕開けます。3週間よろしくお願いします!

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