リドレーニュース

第3回:貴重なチャンスをものに!

2015/05/30 06:50 AM

 

アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル)がステージ1勝!大集団スプリントに持ち込まれる平坦ステージが少ない第98回ジロ・デ・イタリアで、「ゴリラ」ことグライペルが貴重なチャンスをものにしました。ナーバスなステージが続いた1週目を振り返ります。

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中級山岳コースが多く取り入れられたジロ1週目。ロット・ソウダルは総合狙いのユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー)を援護しながら、積極的に逃げグループに選手を送り込み、集団スプリントになればグライペルで勝負する作戦に出ました。

 

「アンドレ・グライペルのステージ優勝は選手やスタッフのモチベーションアップにつながった」と語るのはロット・ソウダルのバルト・レイセン監督。

グライペルは大会最初のスプリントに持ち込まれた第2ステージで3位に入って手応えを得ると、第6ステージでアダム・ハンセン(オーストラリア)とグレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド)の最速トレインに発射されて勝利。平坦なハイスピードスプリントで他を寄せ付けませんでした。

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「朝のミーティングで決めていた通りに最終コーナーを先頭で抜け、アダム・ハンセンが残り1.1kmからリードアウトをスタートさせ、先頭を引き継いだグレゴリー・ヘンダーソンが残り600mで発進し、そのまま先頭をキープしてスプリントの発射台になってくれた。まさにチームの勝利だ」と、2008年と2010年に続くステージ優勝を飾ったグライペルは語っています。

 

グランツール連続出場中のハンセンは34歳の誕生日に行われた第3ステージで逃げに乗ったものの、フィニッシュ手前で吸収されてバースデーウィンならず。それでも持ち前の安定感は抜群で、毎年出場していることもあってイタリアでは馴染みの存在になっています。もちろん足元は今年もオリジナルのカスタムカーボンシューズです。

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ハードな1週目を終えた選手たちは第9ステージ終了とともに350km離れた休息の地に大移動。イタリア東部のマルケ州でまったりとした1日を過ごし、英気を養いました。

 

マリアローザを懸けた総合争いにおいてはファンデンブロックが333秒遅れの総合16位、マキシム・モンフォール(ベルギー)が400秒遅れの総合17位。総合争いはコンタドール、アル、ポートの三強が飛び抜けている印象ですが、今後の走りによってはファンデンブロックとモンフォールが総合トップ10入りすることも考えられます。

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 「休息日明けの第10ステージは平坦なので再びグライペルで勝負を狙う。イモラのサーキットにフィニッシュする第11ステージもスプリントに持ち込まれる可能性はあるが、逃げにもチャンスがあるのでアダム・ハンセンの出番になるかもしれない」と話すのはレイセン監督。ジロの2週目はチヴィタノーヴァ・マルケからフォルリまで200km走る第10ステージで始動します。

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