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TDU第4ステージ

2018/01/22 10:13 AM

2日連続の気温40度オーバーの厳しいコンディションに選手側からレース中止を求める声も上がる中、サントス・ツアー・ダウンアンダー第4ステージがアデレード市内のノーウッドからウライドラまでの128kmコースで開催。レース終盤にKOMノートンサミット(全長5.8km/平均5%)の登りが登場する注目のステージは、暑さを考慮して1時間前倒しでスタートしました。

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総合争いに関係しない逃げを見送った集団は比較的スローペースで進行し、下りでロット・スーダルのアンドレ・グライペル(ドイツ)とトーマス・デヘント(ベルギー)が思わず抜け出してしまうシーンも。決して意図的ではなく抜け出した2人は、逃げグループに追いつくこともなく、集団に追いつかれることもなくしばらく宙ぶらりんの状態で走行。沿道の観客たちに「私たちもレース中の選手です」と笑いを込めて言いながらゆったりと走り続けました。

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デヘントとグライペルが集団に戻るといよいよ逃げ吸収のためにレーススピードがアップ。逃げグループを吸収し、スピードを上げた状態でKOMノートンサミットの登りをスタートさせます。ハイペースで勾配5%の登りを進んだ集団は瞬く間に40名ほどに絞られ、ロット・スーダルの中でラルスイティング・バク(デンマーク)だけがこの中に残りました。

アタックというアタックがかからないままKOMノートンサミットの頂上を迎えると、そこからフィニッシュまでは約8kmのアップダウン。登り区間を利用してバクを含むアタッカーが攻撃を仕掛けましたが、最終的には小集団のスプリントに。世界王者のペテル・サガンが勝利し、バクは同タイムの28位でレースを終えています。

「先頭でステージ優勝争いに加わったけど、抜け出して逃げることはできなかった。最終的にかなり高速な展開になったので、安全にフィニッシュすることを優先した」というバクは翌日のクイーンステージを前に総合23位につけています。

なお、オーストラリアでも多くのサイクリストが使用しているSTRAVAのデータによると、この日の先頭集団はKOMノートンサミットを10分10秒で登坂完了。これは2016年大会の第4ステージで逃げるためにアタックしたデヘントがマークした10分04秒に届かないタイムです。グライペルを含むグルペットは18分28秒で登坂し、17分遅れでフィニッシュしています。

STRAVAデータ → https://www.strava.com/segments/3305685

レポート&写真 辻啓

【その他の写真】

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