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TDU第5ステージ

2018/01/22 10:28 AM

最大の山場であるKOMオールドウィランガヒルにフィニッシュするサントス・ツアー・ダウンアンダー第5ステージでロット・スーダルのトーマス・デヘント(ベルギー)がエスケープ。終盤まで単独で逃げ続けたデヘントがステージ敢闘賞を獲得しました。

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最終日前日の第5ステージは、定番のKOMオールドウィランガヒル山頂フィニッシュ。総合争いをほぼ決定づけるこの重要なステージで、スタートとともに形成された7名の逃げグループにデヘントが入りました。別府史之選手も入った逃げグループはメイン集団から最大5分リード。前日よりも幾分下がった気温の中、ワイン畑が広がる平野を逃げ続けます。

1回目のKOMオールドウィランガヒル(合計2回登坂)で逃げグループは崩壊し、先頭ではデヘントが諦めずにエスケープを続行しますが、迫り来る大集団を振りきれずに残り10kmで吸収されます。最後のKOMオールドウィランガヒルを最速で駆け上がったリッチー・ポートが5年連続でステージ優勝し、ロット・スーダルの最高位はラルスイティング・バク(デンマーク)のステージ30位でした。

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その果敢な走りが評価され、ステージ敢闘賞を獲得したデヘントは「これまでウィランガヒルのステージを7回走っていて、そのうち5回は逃げに乗っている。7名で逃げグループを形成してからは、全員が協力的だったし、順調に良いペースを刻んだものの、集団内の数チームがステージ優勝を狙ってペースを上げたのでタイム差が思うように広がらなかった。最終的に独走に持ち込んだけど、タイム差は1分以下だったし、平坦区間で吸収。ステージ優勝の可能性は極めて低かったけど、今日はトライしたかったし、実際に逃げグループの中で楽しめたよ」と、逃げ屋らしいコメントを残しています。

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また、この日のパワーデータについてデヘントは「ステージ平均出力287W(ノーマライズドパワー308W)という数字は逃げの中では平均的。でもグランツールでは300Wを超えるステージが多々あるので、まだ本格シーズンではないことを意味している。ペースの上げ下げがあってレッドゾーンに入ってしまうと終盤に失速してしまうので、今日は一定ペースを心がけたんだ。1回目のウィランガヒルでは1分間のピークパワーが467W。さすがにレッドゾーンに入ったので、それ以降は出力が落ちてしまった」と、包み隠さず明らかにしています。

翌日の最終ステージはアデレード市内を走るスプリンター向きの平坦コース。総合争いで苦戦しているロット・スーダルはアンドレ・グライペル(ドイツ)の2勝目にフォーカスします。

レポート&写真 辻啓

【その他の写真】

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日焼け止めクリームを塗る選手達

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集団走行するグライペル

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ワイン畑を走るハンセン

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ファンサービスするグライペル

 

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