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ジロ現地レポート

2018/05/15 11:17 AM

開幕地イスラエルでの3日間を終えてイタリアに上陸したジロ・デ・イタリア。

ロット・スーダル改めロット・フィックスオールは完全にステージ優勝狙いにフォーカスし、イタリア初日の第4ステージで早速ティム・ウェレンス(ベルギー)をステージ優勝に導きました。

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イスラエル南部のエイラートで第3ステージを終えた選手たちは、翌日の朝早くに空港に移動し、シチリア島のカターニア空港まで3時間かけて主催者が用意したチャーター機で移動しました。慌ただしくイスラエルでの3日間を終えたジロが、イタリアで本格的に再始動します。

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イタリア初日の第4ステージは、いわゆる短い登りが得意なパンチャー向きのフィニッシュレイアウト。シチリアらしい曲がりくねったアップダウンコースを進み、標高572mの丘に位置する街カルタジローネを駆け上がる設定です。

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ロット・フィックスオールはウェレンスのために集団を率いて逃げグループを捉え、テクニカルな街中コーナーを抜けてトッシュ・ヴァンデルサンド(ベルギー)がウェレンスのためにリードアウト。残り1kmから始まった平均勾配8%の登りでライバルたちが先頭を争う中、タイミングよく残り200mから加速したウェレンスがフィニッシュラインまで力強いダンシングで踏み抜きました。

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フィニッシュ後に倒れこむ選手が出るほどの厳しいレースを、両手を挙げてフィニッシュしたウェレンス。2016年に続く自身2度目のステージ優勝で、早くも今大会の目的を達成しました。「ステージ優勝のために出場したジロでステージ優勝。期待値も高かったけど、簡単な勝利なんて存在しない。残り250mで仕掛けたバッタリーンに飛びついて、そこから残り200mで加速した。フィニッシュラインまでひたすらペダリングしてもがき続けた。2年前は独走だったので勝利を味わう時間も長かったけど今回は僅差。でも総合優勝候補たちを含む集団の先頭でフィニッシュするのはとても良い気分だったよ」とウェレンスは語っています。

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「まさにチームの勝利という言葉がふさわしいと思う。逃げグループを追うために集団を牽引した。特にアダム・ハンセンとトッシュ・ヴァンデルサンドの走りは素晴らしかった。1勝目を手にした今、これからはリラックスして次のチャンスを狙うことができる。自分だけではなく、ステージ優勝を狙える実力者がチームの中には揃っている」。

翌日の第5ステージで再びロット・フィックスオールは終盤の登りで主導権を握りますが、ウェレンスは連勝ならずステージ6位。

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ウェレンスは第8ステージで落車に見舞われながらも翌日の第9ステージでエスケープ。しかし逃げ切りは叶わず、ウェレンスはマリアローザを争う集団によって終盤に吸収されています。ウェレンスは「逃げグループは協調が取れていたものの、前日の落車の影響もあり、背中の痛みで遅れてしまった」と語っています。

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平坦コースで行われた第7ステージでは、スプリンターのイェンス・デブシェール(ベルギー)をエースに立ててスピード勝負に挑んでステージ10位。

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総合成績やポイント賞、山岳賞、ヤングライダー賞において有力候補がいないロット・フィックスオールは今後もステージ優勝にフォーカスして様々な角度から勝負に挑むことになりそうです。

 

レポート&写真 ©Kei Tsuji

 

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写真©Kei Tsuji