アレニュース

ツールALEレポート

2018/08/02 12:02 PM

フランスのUCIワールドチーム「グルパマFDJ」が着るのはイタリアのウェアブランド「ALE(アレ)」。

真夏のフランスを舞台に繰り広げられたツール・ド・フランスで、フランスNo.1スプリンターと言っても差し支えないアルノー・デマールをステージ優勝に導きました。

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赤白青のフランスらしいチームカラーが特徴のグルパマFDJ。選手に供給されているのはALEのランブレスジャージやクリマジャージをベースにしたチームジャージで、真夏の暑さに対応するためにジャージ全体にメッシュ素材を多用した薄手のジャージも供給されています。

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メンバーの一人トビアス・ルドヴィグソン(スウェーデン)は「気温が35度に達するようなステージも多く、毎日かんかん照りで、サドルの上ではサウナのように感じる。何も着たくないような気温だけど、さすがそんなわけにはいかない(笑)とても軽くて通気性の高いジャージに毎日助けられている」と言います。

エーススプリンターのデマールや発射台役のジャコポ・グアルニエーリ(イタリア)、ラモン・シンケルダム(オランダ)らは勝負のかかった平坦ステージでワンピースタイプのスキンスーツを着用。

ジャージからビブショーツまでスルリと段差のないスキンスーツはもちろん空力性能が抜群で、それでいて背中にポケットがつくタイプなので積載性能も兼ね備えています。身体にタイトにフィットさせるため、それぞれ素材の異なる複雑なパネル構造が特徴的です。

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2018年のツールは驚くことに雨降りのステージがほぼゼロ。そのためレインジャケットやレインベストの出番はなかったものの、チームカーには天気の急変に備えて雨対策のウェアが常備されているのがプロチームらしいところ。

レースではデマールが序盤ステージからスプリントに絡み、第13ステージを終えた時点でトップ5フィニッシュが4回。

多くのスプリンターたちがリタイアしたアルプス山脈をチームメイトたちとともに乗り越えたデマールは、第18ステージでついにスプリント勝利を飾ります。最終日パリの第21ステージでもトップ争いに絡んで3位に入ったデマールは最終的にポイント賞3位でレースを終えています。

山岳ステージでは21歳のダヴィ・ゴデュ(フランス)やルディ・モラール(フランス)らが積極的に動き、第10ステージで逃げに乗ったゴデュがステージ9位。

フランス若手有力株と注目されるゴデュは総合ヤングライダー賞で4位に入っています。また、リタイア者が続出し、完走率が82%と低い第105回大会において、グルパマFDJはメンバー8名全員完走を果たしています。

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©レポート&写真 辻啓