三船 雅彦のブログ

連載最終回

2016/12/27 11:40 AM

皆さんにご報告があります。

今まで長きにわたって連載させていただいたこのブログも今回で最終回です。

振り返ってみると、すごく長い連載でした。いやぁ、ほんと自分でもビックリ。今こうやってパソコンで原稿を書きながら、バックナンバーを見返すと連載数の多さにビックリです。

その間にはパリ~ブレスト~パリも走り、何度も死ぬんちゃうか?というような過酷なブルべも走りました。

そして常にそこにはリドレー。特にヘリウムは本当にお気に入りのフレームで、トップグレードではないけれど十分な剛性そして軽量、ロングを走る際に必要なものがすべて兼ね備えられていたといっても過言ではないでしょう。

15081602-1280x922

それまでリドレーのイメージというとノアに代表されるエアロでレーシーなものでしたが、ヘリウムに代表されるトラディショナルなシルエットのバイクも十分な剛性があり、コースによってはグライペルも使用してスプリントで勝利を収めたこともありました。

全国各地のブルべを走り、いろいろなところで広がってきたリドレーワールド。たくさんの人に「インプレッションを見てヘリウムにしました」とか「インプレッションを見てフェニックスにしました」「三船さんがブルべで使っているのを見てリドレーにしました」と各地でありがたいお声をいただきました。

2017年のモデルチェンジした新しいリドレーに乗れないのは非常に残念ですが、これだけははっきりと言えることがあります。それはリドレーは、いいバイクだ。

よく、「今まで最高のバイクは何でしたか?」と聞かれることがあります。私の場合、最高のバイクとは最高の走りをすることができたバイクです。

ベルギーでプロとして活動していた時の、好成績を出せたときのバイクはすべていいバイクです。

そしてブルべでいろいろな無謀ともいえるチャレンジを支えてくれ、日本人としては初めて50時間を切った昨年のパリ~ブレスト~パリを共に走ったリドレーは、言わずもがな最高のバイクのひとつです。

来年以降も各地のブルべやサイクリングイベント、そして自転車にまたがって日本全国を走り回るつもりです。またどこかでどこかで皆さんとお会いしお話しできることを楽しみにしています。

今まで長い間このブログを読んでくださった皆さん、本当にありがとうございました。

p057-1

何と言っても一番の思い出はパリ~ブレスト~パリを走ったことだろう。最後まで先頭グループに居残り、日本人として初めてその扉を開けた。その時のバイクはヘリウム。ロングでの快適性とレスポンスのいい反応性がこのバイク最大の特徴だった。

p057-2

ブルべでも最も過酷と言われるSR600を何度もチャレンジ。真夜中に麦草峠を走り、酸素が薄い峠道で睡魔と恐怖と戦いながらヘリウムとともに走り続けた。

p057-3

全国を自転車で駆けずり回り、いまだに知らない土地へ足を運んで初めて見る景色に感動を覚える。そのスタイルはきっとこれからも変わらない。