TdF 現地連載レポート

         
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【ツール・ド・フランス2015現地レポートTeam presentation 】 Report & photo:YAZUKA WADA 

102回目のツール・ド・フランスは、パリから450kmほど北上した、オランダのユトレヒトから開幕する。土曜日の第1ステージを前に、市内のレペレンブルグ公園でチームプレゼンテーションが行われた。

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市街地に運河が流れ、古いレンガ造りの建物が並ぶ落ち着いた街なみのユトレヒトは、うさぎのキャラクターとして有名なミッフィーの作者、ディック・ブルーナの出身地だ。マイヨ・ジョーヌや山岳賞ジャージを着たミッフィーと、多くの観客の合間を縫って、ロット・ソウダルの選手達が入場。

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『グランツール連続完走記録も気になるところだが、2013年ジロ、2014年ヴェルタの区間賞に加え、ツールでも区間賞を獲りたいとコメントした、アダム・ハンセン』

昨年のツールで区間賞とマイヨ・ジョーヌを獲得し、一夜にして有名人となったガロパンを先頭に割れんばかりの拍手で壇上に迎えられる。中心にいるのは、平地ステージでの1勝が期待されるスプリンターのグライペル。最後にガロパンと同様に将来が期待されるウェレンスが観客の声援に応える。

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『ドイツ人のグライペルはオランダでも人気者。観客の声援がひときわ大きい選手の一人だ』

スプリンターグライペルの区間賞をチームの大きな目標としつつも、石畳ステージを誰よりも熟知しているというデブシェールや、山岳ステージでの実績があるデヘントを起用したチームオーダー。

あらゆるステージでリドレーのマシンと共に戦う、ロット・ソウダルの選手達の活躍に期待だ!

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102回目のツールを戦う、ロット・ソウダル。右から、トニー・ガロパン(フランス)、ラルス・バク(デンマーク)、トーマス・デヘント(ベルギー)、イェンス・デブシェール(ベルギー)、アンドレ・グライペル(ドイツ)、アダム・ハンセン(オーストラリア)、グレッグ・ヘンダーソン(ドイツ)、マルセル・シーベルク(ドイツ)、ティム・ウェレンス(ベルギー)の9選手。


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『見渡す限り人・人・人。各国語が飛び交うチームプレゼンテーションは大盛況』

【ツール・ド・フランス2015現地レポートTeam training 】 Report & photo:YAZUKA WADA 

例年に比べ高温が続く、ヨーロッパ大陸。北の街、ユトレヒトも午前10時前にして気温は30℃。練習走に出かける選手達は、走り出す前に十分な水分補給を行う。

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『練習走に出かける選手達。TTバイク、マスドロードバイクが混在していた。

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チームバス側面には、ツール出場選手の写真がラッピングされている。準備の期間を考えると、早い時期から出場メンバーを決めていたことがうかがわれる。

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チームバス後部のプリントは、昨年のヴァンデンブロックからガロパンに変更された。それだけ、昨年のツールでの活躍が大きかったということだろう。

明日のタイムトライアルステージで使用する、DEAN FASTを大方の選手が練習走で試乗。スプリンターのアンドレ・グライペルなど一部の選手はNOAH SLに乗って、ユトレヒト郊外で最終調整を行った。

開幕前の練習走は想像以上に入念に行われ、宿泊しているホテルに戻ってきたのは2時間半後だ。選手達はペダルから足を外すと一息ついて、バイクの最終調整をメカニックとした。

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『組み上がったばかりのFENIX SLのハンドル周りをチェックするラルス・バク。「真っ直ぐじゃないと嫌なんだよね」と、つぶやきながらメカニックと最終調整。』

特に入念にチェックしていたのは、グライペル。NOAH SLに組み付けられた、サドルとハンドル回りのチェックに余念がない。幾度となく、ハンガーからサドルの高さ、サドル先端からハンドルまでの長さをチェック。時折サドルに体重を乗せては、そのたわみ具合もみていた。気づけば、グライペル以外の選手は、宿にもどっていた。それでもグライペルのマシンチェックが続く。

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ツールで区間賞を獲ることが、グライペルの仕事だ。ストイックなマシンチェックから、その執念と重責が垣間見えた。

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『トーマス・デヘントのNOAH SLは、山岳もこなすエアロロードフレームだ。写真だと分かりづらいが、赤色の部分はこれまでの朱色というよりも、ローズ色がかった綺麗な色合いだ。』
【ツール・ド・フランス2015現地レポート1st stage】 Report & photo:YAZUKA WADA 

いよいよ、102回目のツール・ド・フランスが、オランダのユトレヒトで開幕。オランダ史上、最も暑い一日になるとの予報が出る炎天の下、198人の選手達が13.8kmの個人タイムトライアルに挑んだ。

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ロット・ソウダルのジェネラルマネージャー、マルク・セルジャンは「我々の本当のスタートは日曜日」と前日にコメントしていた。とはいえ、ユトレヒト市街の数々のコーナーを高速で駆け抜けるタイムトライアル。

選手達は事前に十分な試走を行った。

一番暑い盛りの14時。最初の選手がスタート。ロット・ソウダルの1番手は14時14分に出走する、マルセル・シーベルク。

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『ロット・ソウダル出走1番手はマルセル・シーベルク。終始リラックスした表情でウォーミングアップ』

以後、22分ごとにロット・ソウダルの各選手がスタートに現れた。

スタート台の上では、各選手の戦歴がアナウンスされる。ロット・ソウダルの中で一際大きい声援を受けていたのは、間違いなくアンドレ・グライペルだ。

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『ツール5度目の出場となるアンドレ・グライペル。観客の声援に手を振って応える余裕を見せた。』

明日に繋げる、力強い走りを魅せたグライペル。終わってみれば、ガロパン、シーベルクに続く、チーム内3番時計を叩きだした。

ロット・ソウダルの選手達のタイムは以下の通り。カッコ内は平均速度。

マルセル・シーベルク16:06(51.4km/h)
ラルス・バク16:15(51km/h)
トーマス・デヘント16:22(50.6km/h)
イェンス・デブシェール16:29(50.2km/h)
アンドレ・グライペル16:07(51.4km/h)
アダム・ハンセン16:43(49.5km/h)
ティム・ウェレンス 16:17(50.8km/h)
グレッグ・ヘンダーソン16:18(50.8km/h)
トニー・ガロパン15:54(52.1km/h)

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『UCIの規格にマシンが適合しているかどうか、出走前にジグに乗せてチェックする。』

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『スタート前にコンセントレーションを高める、トーマス・デヘント。』

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『ロット・ソウダル最終走者、エースナンバーのトニー・ガロパン。』

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【ツール・ド・フランス2015現地レポート2nd stage Report & photo:YAZUKA WADA

ツール第2ステージのゴールラインに、雄叫びを上げたアンドレ・グライペルが飛び込んだ!

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『今ツール初のスプリンター対決を制した、グライペル。満面の笑みで表彰台に上がった』

グランデパールの地、ユトレヒトの朝。ロット・ソウダルのチームバスの横には、イェンス・デブシェールのFENIX SL、アダム・ハンセンのHELIUM SL、そして、グライペルをはじめとする選手達のNOAH SLが、これからの戦いに備え並べられていた。

ジェネラルマネージャーのセルジャンは「ロット・ソウダルにとって、本当のツールの初日は第2ステージ」と名言していただけに、166kmに及ぶ平地レースで、スプリンターのグライペルの活躍が期待される。

スタート直後のユトレヒトの旧市街は、ツールをひと目見ようと、多くの観客が高さを競いあうように脚立を担ぎ出した。歓声の波が街中を一周すると、レースは西へと舵を切る。

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『スマートフォンを持つ手がアーチのように伸びてくる。ツールはユトレヒトの街を後にした』

海へと向かうレース。途中、激しい雨風に見舞われる。トーマス・デヘント、イェンス・デブシェール、アダム・ハンセンが落車。

ゴールが近くなると、一転して晴天へ。うっすら水気の残る路面。スプリンター達の名前を連呼する、アナウンスがヒートアップ。2番手にグライペルが見える。残り100m強。抜群のタイミング。グライペルは、渾身の力でペダルを踏み倒す。

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ゴールラインへ投げたハンドルから手を離し、顔を上げると、重責から解き放たれた、グライペルは雄叫びをあげた。この1勝は、ロット・ソウダルチームが一丸となった証だ。

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『スプリンターの証、マイヨベールも獲得したグライペル。観客の声援に親指を立てて応えた』

【ツール・ド・フランス2015現地レポート3rd stage】 Report & photo:YAZUKA WADA 

ベルギーのアントワープからユイにかけて、159.5kmで行われた第3ステージは、前代未聞の集団落車が発生。波乱の展開となった。

ロット・ソウダルの本拠地、ベルギーステージ。そんな特別なステージに花を添える形となった、前日のアンドレ・グライペルの区間賞とマイヨベール獲得。スタート前からヒーローをひと目見ようと、観客と報道陣がチームバスの周りを取り囲んだ。

グライペルが姿を現す一足先に、マイヨベールカラーの鮮やかなグリーンにペイントされた、NOAH SLがお披露目された。

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『マイヨベールカラーのNOAH SL。鮮やかな緑がとても斬新。サイズはS』

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『シートよりにトップチューブには、アンドレ・グライペルの名前が描かれている』

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『フロント寄りのトップチューブには、マイヨベールの文字』

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『NOAH SLの文字が大きく入ったダウンチューブ』

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フロント周りには、黒いラインがあしらわれている。』

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ツール通算7勝を意味する「7V」のステッカーが張られた、ゼッケンプレート。


行く人は口々に「とても綺麗なグリーンだ」と評した。グライペルが登場すると、各国のメディアがマイクを向ける。いつものように、穏やかな表情で受け答えする。

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レースは、陽射しは強いものの、清々しい好天の下スタート。豊かな農村地帯を南下。ゴールまで残り60km切ったところで、50人前後の集団落車発生。一昔前のツールなら、ロードレースにおける不文律で、選手は黙って後続を待ったものだが、昨今のレースは残念ながら、そういった紳士的な暗黙の了解が通用しない。結局、オーガナイザーが集団をコントロール。一時ニュートラルレースとした。
 
今ステージで一番の見所、春のクラシックレースのコースにも使われる、1km強、最大斜度19%のユイの坂。マース川の河畔から声援が坂を駆け登る。残り350m。丘陵コースを得意とする、ロット・ソウダルのトニー・ガロパンが2番手でやってきた。

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結果は、本人満足の区間5位。総合順位を4位にジャンプアップした。

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『中間スプリンも1位通過。ポイント数を伸ばしたグライペル』
【ツール・ド・フランス2015現地レポート4th stage】 Report & photo:YAZUKA WADA

ツール第4ステージは、昨日に続き、さながら春のクラシックレースのようなコースレイアウトだ。東から西へ223.5kmに伸びるコースのうち、7つのセクション。合計13.3kmにおよぶ区間が石畳 "パヴェ" だ。

ロット・ソウダルのライダー達は、春先のクラシックレースから、彼らが愛用してきた、リドレー社のFENIX SLの改良テストを繰り返していた。衝撃吸収性を向上させ、エアロ効果を追求した新型フロントフォークを装着。リドレー社は、遂にツール開幕前に、FENIX SLを発表した。

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『新開発のフロントフォークは、エアロ効果を追求しつつ、28Cのタイヤが装着可能なクリアランスを確保。』

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『FENIX SLの由来「不死鳥」のペイントが施されたトップチューブ』

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『高い剛性を維持しつつ、見た目がスリムな、プレスフィットBB86 ボトムブラケット。』

そしてパヴェステージを攻略すべく、ロット・ソウダルは、最新のオールラウンド・ロードバイクFENIX SLを中心に選手の脚質に応じてフレームを選択した。

フェニックスSL
イェンス・デブシェール(ベルギー)
アンドレ・グライペル(ドイツ)
ラルスイティング・バク(デンマーク)
グレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド)
マルセル・シーベルグ(ドイツ)

ヘリウムSL
トーマス・デヘント(ベルギー)
アダム・ハンセン(オーストラリア)
ティム・ウェレンス(ベルギー)

ノアSL
トニー・ギャロパン(フランス)


レースは、序盤からトーマス・デヘントを含む4人が逃げる。中間スプリントポイントでは、他のチームの選手に横取りされないように、自ら獲得。マイヨベールのグライペルのアシストを間接的にこなした。

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『レース序盤。ユイの街を通る、先頭グループ。トーマス・デヘントがコントロールした。』

畑の中を突っ切る、パヴェ区間。大根やトウモロコシの葉の向こうから、砂煙を上げて、有力選手を含む大集団がやってきた。辺り一面は真っ白。

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『集団が通過すると、パヴェ特有の細かい土煙が舞い上がった。』

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『イェンス・デブシェールのFENIX SL。最新のオールラウンド・ロードバイクだ』

トニー・ガロパンが一瞬にして通り過ぎる。結果は8位。昨日に続く高順位。マイヨジョーヌとは38秒差の総合4位とした。

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【ツール・ド・フランス2015現地レポート5th stage】 Report & photo:YAZUKA WADA

スプリンターの証、マイヨベールを身にまとった、アンドレ・グライペルが他を寄せ付けない完勝!早くも、2勝目を挙げた。

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つい先日の酷暑が嘘のような、気温18℃のスタート地点の街、アラス。レースは、189.5km行われた。穀倉地帯のアンジュレーションをひた走る選手達。西からの強い風に加え、時折吹き付ける冷たい雨。路面のコンディションは、決して良くなく、とてもスリッピーだ。

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『マイヨベールとグリーンのNOAH SLに跨がって、アラスからアミアンへ向かったグライペル』

残り111km付近では、ロット・ソウダルチームが集団をコントロール。シーベルク、ハンセン、そしてグライペルが前へ出る。グライペルは、中間スプリントポイントを2位通過。着々とスプリント賞のポイントを加点してゆく。

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『西からの風が強く吹き抜ける。先頭では、アダム・ハンセンが集団をコントロール』

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『連日活躍中のトニー・ガロパン。NOAH SLを愛用』

アミアンのゴール地点も時折の雨。しかしながら、スプリンター達がラストスパートする地点は、幸いにも大きな並木が路面を覆い尽くし、コンディションは良い。

柵から身を乗り出し応援する人々の歓声が次第に大きくなる。レースディレクターの赤い車が見え始め、その後ろでスプリンター達の勝負が始まる。緑色のスプリント賞ジャージ、マイヨベールをまとったグライペルは、左サイドから右を向き、ライバル達の様子を伺う。次の瞬間、顔を上げ、NOAH SLのハンドルを左右に振る。遠くからでも、もの凄いパワーをフレームが受け止めているのがよく分かる。ゴール手前で、下を向き、最後のひと踏み。

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ゴールラインで拳を突き上げるグライペル。32才の鍛えられた肉体と勝負感が作り出した完勝だ。

15070909.jpg『4日目のグリーンジャージ着用を笑顔で喜ぶグライペル』

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『表彰台に登壇した、清水勇人さいたま市長と握手』
【ツール・ド・フランス2015現地レポート6th stage】 Report & photo:YAZUKA WADA

ツール第6ステージは、アブヴィルからル・アーヴル間の191.5kmで争われた。朝から、清々しい青空が広がるスタート地点。今日もロット・ソウダルのチームバスの周りは人だかり。昨日落車負傷したトーマス・デヘントは、出走を決め、ゴールを目指した。

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『英仏海峡を見渡しながら前方で集団をコントロールする、前日の怪我を押し通して出走したトーマス・デヘントとラルス・バク』

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『トーマス・デヘントは、HELIUM SLで、このステージを挑んだ』
 
ロット・ソウダルは、今日もレースをコントロール。負傷しているデヘントは、痛々しい姿ながらも果敢に集団を牽引。中間スプリントは、アンドレ・グライペル3着で通過。ここでは、脚を温存した。
 
その後、ステージ3つ目となるカテゴリー4級の丘を越え、ル・アーヴルの街が近づく。ゴール手前850mから続く7%の坂。ピュアスプリンターには、少し荷が重いコースレイアウトだ。
 
トニー・ガロパンが前に出るも、区間5位でフィニッシュ。アンドレ・グライペルは、2位に3ポイント差をつけて、マイヨベールを守り通した。

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『区間6位でフィニッシュしたトニー・ガロパン』

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『ゴール後、空のボトルを観客席に投げ込む、グライペル。いつでもファンサービスを忘れない』

明日のステージも平地ステージ。ゴール付近は、今日のような勾配はないので、激しいスプリンター対決が見られるかもしれない。アンドレ・グライペル、今ツール3勝目を期待しよう。

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『スタート地点。招待客や関係者が出入りする、ビラージュ内のブース。アンドレ・グライペルのサイン入り、マイヨベールが飾られている』

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『前日の区間賞で、ツール8勝目を挙げたグライペルのNOAH SLのゼッケンプレート。V8のステッカーが追加された』

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『ゴール後のラルス・バクとマルセル・シーベルク』

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『グライペル表彰式を前に』
【ツール・ド・フランス2015現地レポート7th stage】 Report & photo:YAZUKA WADA

ロット・ソウダルのツール第7ステージは、残念な一報から始まった。月曜日のベルギーステージで落車に巻き込まれた、グレッグ・ヘンダーソンがツールを去った。昨夜から痛みが悪化。この先2週間以上続くツールの道のりを考慮。リタイアを選んだ。昨年のツールも途中棄権だっただけに、本人はもとより、チームにとっても痛手となった。

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『集団落車の影響が心配されるグレッグ・ヘンダーソン。ジャージがぼろぼろだった』

スタート前、8名の選手となったロット・ソウダルのエース、71番のゼッケンをつけて走るトニー・ガロパンにNOAH SLのマシンについて、印象を訊いてみた。

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『現在総合4位。トニー・ガロパンが今ツール乗り続けている、NOAH SL』

ガロパンは、隣でこの質問を聞いていた、ヘルマン・フリゾン、レース監督と共に親指を立て、開口一番

「GOOD! VERY GOOD!!」

そして次に

「このフレームは快適でよく走るんだ。なにより、自分はこのフレームが好き」

「ツールはこのマシンで戦うよ」

と矢継ぎ早に答えた。軽量になり、山岳もこなすエアロロードフレームNOAH SLに、ガロパンは万全の信頼を寄せていた。

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『ゼッケンプレートには、昨年のツールで1賞しているので、V1のステッカー。トップチューブには、NOAH SLのロゴとトニー・ガロパンの名前』

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『ダウンチューブにもNOAH SLのロゴが入る』
 
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『出走前のトニー・ガロパンとNOAH SL』

レースは、気温は28℃ながら陽射しが強い。チームはいつもながら積極的に集団をコントロール。農村地帯を南西に進んだ。
 
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『小麦畑のなかを縫うように走る集団。陽射しが強い一日だった』

ゴール直前では、若干の登り。グライペルは、仕掛けが若干早かったのか2着と区間賞は逃したものの、スプリントポイントを確実に稼ぎ、2位との差を12ポイントとした。

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『2着のグライペル。表情が冴えない』

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『スプリントポイントを12差まで広げたグライペル。引き続き、マイヨベール姿でツールを駆け抜ける』

【補給食にクローズアップ】

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『補給所地点のロット・ソウダルのチームカー。補給用のサコッシュがルーフキャリアから、ぶら下がっている』

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『サコッシュの中身は、水、スポーツドリンク、高カロリーバーなど。コーラは、胃がすっきりするから入れているとのこと』

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『右膝が痛々しトーマス・デヘント。しっかりサコッシュを受け取った』
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