中級山岳に分類される第5ステージは、ヴィッテルからラ・プロンシュ・デ・ベルフィーユまで160.5キロのステージで、初1級山岳登場。
デへントは、早い段階でベルギー人選手2人(フィリップ・ジルベール、ヤン・バークランツ)を含む8人の選手で構成された逃げグループに加わった。
BMCはすぐにメイン集団の前方に位置取り、タイム差は3分30秒を上回ることはなかった。ゴールまで残り55キロ地点に3級山岳があり、 デヘントは2番目に逃げグループから脱落した。バークランツとジルベールは逃げを続けたが、総合を争うライダー達はラ・プロンシュ・デ・ベルフィーユでの戦いを繰り広げ、ファビオ・アルが単独勝利を収めた。
ダニエル・マーティンは16秒差の2位でゴールし、さらに4秒遅れでクリス・フルームが3位を獲得。
べノートは1分43遅れの26位、ティム・ウェレンスは1分47秒遅れの28位でそれぞれレースを終えている。
ティエシー・べノート
「非常に難しいステージだった。どこまで戦えるか楽しみにしていた。スタート前、私は全体のレベルがドーフィネよりも高くなっていると感じていた。私はもう少し長くついていきたかったが出来なかった。」
ティム・ウェレンス
「BMCがペースを上げ、非常に速いレースだった。また、かなり暑かったが、うまく対処することができた。私がバークランツとジルベールが逃げていることを知ったとき、私自身が逃げに乗れなかったことが残念だった。しかし、デヘントが逃げに乗ったことは良いことだった。スタート前、逃げにチャンスがあると感じていた。私は最後の登りで早くに脱落してしまったが、良いペースを維持することができた。私は次の2つのスプリントステージの後でまた逃げに乗りたいと思っている。」
トーマス・デへント
「今日はアタックすることは決めていなかったが、ライダーが集団から飛び出すのを見たとき、私は彼らのスリップストリームに入り込み、ギャップを広げた。 BMCは私たちにまったく余地を与えなかった。最高の一日を過ごすことはできなかった。吸収後はチームカーからボトルをもらい、プロトン内のチームメイトに届ける仕事もした。」
Text:Lotto-Soudal Web
ツール初出場のティエシー・ブノート(ベルギー:23歳)