みなさんこんにちは、アンバサダーのみどりです。
日本は暑い日が続いていると聞きましたが、ロンドンはまだ春と冬を行ったりきたり、というような気温です。
今回は先日行ったツール・ド・ヨークシャーのお話をしたいと思います!
ツール・ド・ヨークシャーは2015年に始まったレースで、まだ今年で3回目です。しかし、ヨーロッパのプロチームとイギリスを中心としたコンチネンタルチームの選手たちが戦うレースです。
四日間のレースで、イギリス東部のヨークシャーを舞台に山ありスプリントありのコースです。ステージレースですが、ヨークシャー地方のみと場所が絞られているおかげで、ステージ間の移動が大きくないのが魅力です。私は去年からこのレースを見に通っています。
ロンドンからは電車で二時間ほどでヨークへ到着します。イギリスも輪行に関してかなり寛容な国ですので、電車にそのまま自転車を乗せることが可能です。事前予約が必要な場合もありますので、利用する電車をチェックする際に、自転車の扱いも調べておくと良いです。
今回は後半2ステージを見ることができました。初日はスプリントゴール、こじんまりとした閑静な街のど真ん中がゴールになっていました。
女子レースが男子レースの前に開催されていたので、それをちらりと見て、名物だと教えてもらったクリームティーを。クリームティーはスコーンと紅茶のセットのことです。アフタヌーンティーの簡易版、といったところで、ちょっと甘いものをつまみたい、という時にもってこいです。
二日目は、細かいアップダウンが繰り返されるコースでした。
コースの中に、石畳の上りのセクションがあり、まるでベルギーのクラシックに来た気分になり、大興奮しました!しかもこの石畳、かなりの斜度の上りで、長い!くねくねと曲がった道で、上まで見通すことができません。観客が狭い道の両側で、選手たちが来るのを待っています。私もここで選手たちを応援しました。上りの最後がきつい斜度の急なカーブになっていて、キャラバンが通れないのではないかとヒヤヒヤしたりもしました。
チーム・カチューシャにサプライヤーとしてサポートしていた時代のリドレーに会いました!こんな珍しいバイクにであるのも、レースの醍醐味です!何と言ってもみんなが自転車レースが好きで、自転車が大好き。そのバイクかっこいいね、どこのバイク?どんなホイール履いてるの?などから会話が広がっていきます。
ジロももう終盤、アダム・ハンセン選手の手の怪我が心配ですが、彼が走りきりミラノで会えることを楽しみにしています!